腸腰筋(ちょうようきん)の柔軟性改善 セルフケア

カラダのこと 足(下肢)

股関節の前側が痛い方で腸腰筋が問題になっているケースは多いです。

院で施術をする際には疼痛にあわせて電気をかけて手技を行ったり、ストレッチや運動療法を行います。

今回はそういった患者様が自宅でできるようなケア方法をいくつかご紹介してゆきます。

【動画はこちら】

腸腰筋に関する基礎的な説明はこの記事では割愛します。他サイト等をご参照下さい。

この記事を書いた人

長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)

柔道整復師・日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中。

※施術者としての個人的見解も若干含んだ内容ですので、お読みになる際はご留意ください。

また、炎症があったり痛みに敏感な状態で以下のケアを行うと悪化する可能性があります。すこし行って痛みが強い時や、不安を感じるときは中止してください。

ストレッチでケアする方法

膝をついてストレッチ

床に柔らかいものを敷き、伸ばしたい方の膝をつきます。反対側の足は前に立てるようにします。
その状態から前方に体を移動してゆきます。

ポイントは、上半身が前側に倒れないようにすることです。

上半身が倒れるとうまくのばせません。

5秒~10秒を1セットとして、3セットくらい伸ばすとよいでしょう。

立った状態でストレッチ

立った状態でも伸ばすことが可能です。下のイラストのような体勢で前方に体を移動しましょう。

この時も、上半身は前に倒れすぎないように、気持ち 胸を張り気味に行なうとよいです。

これも、5秒~10秒を1セットとして、3セットくらい伸ばすとよいでしょう。

ストレッチ&収縮ケア

上記のようにシンプルにストレッチすることで疼痛の改善が図れるケースと、ストレッチだけでは不十分なケースがあります。

ストレッチだけで足りないケースでは、ストレッチした後に筋肉の収縮を促すことで、関節の周囲の機能が正常化して良い結果につながることがあります

このストレッチ&収縮の方法は、トレーナーや施術の専門職も頻繁に使うテクニックです。

立った状態でストレッチ&収縮

イラストのように、まずストレッチして → そのあと同じ足を持ち上げて筋肉を収縮 の繰り返しを何度か行います。

この体操を行う事で、単純に伸ばすよりも、筋肉のポンプ作用を利用して血流やリンパの流れも促すことが出来ます。

このケアの時は、ストレッチの強度も気持ち優しめで大丈夫です

大体5秒伸ばして5秒ちぢめて を繰り返します


このような体操を行う事で症状が改善することがあります。

股関節の前側に痛みがあると、歩くときや立っている時の姿勢がだんだんと丸まった体勢で固まりやすくなります。

痛みの強い時期はこういった疼痛を回避する姿勢で、痛みを早く落ち着けることも大切ですが、
痛みが落ち着いた後もこのままの体勢に固定されてしまうと姿勢の乱れにつながります。

痛みが落ち着いたら上記のようなストレッチ体操を行う事で姿勢をもとに戻すことも必要です。

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