『筋肉がつる』 というと一般的には足のふくらはぎ、ふともも、足裏に多いですが、手を多く使う方の場合は手の親指がつるケースもあります。この記事ではその対策をお伝えします。
この記事を書いた人
長友芳之(ながともよしゆき)
柔道整復師、JSPO-AT
神奈川県横浜市鶴見区の接骨院「ながとも接骨院」にて活動中
※施術者としての個人的見解も若干含んだ内容ですので、お読みになる際はご留意ください。
手の親指の筋肉
手の親指の部分には母指球筋(ぼしきゅうきん)と言われるグループの筋肉があります。
母指内転筋(ぼしないてんきん)、短母指屈筋(たんぼしくっきん)、短母指外転筋(たんぼしがいてんきん)、母指対立筋(ぼしたいりつきん)という筋肉です。
これらの筋肉は、親指と他の4本の指を向かい合わる『対立・たいりつ』という動きや、手を握る動作の時に必ず使われるため、手で何かを扱う仕事をしている方は、疲労が溜まって攣る可能性があります。
手を使うわけではないのによくつる場合は、内科的な疾患が元にあったりするケースも考えられます。心配な時は病院で相談しましょう。
今回は、使い過ぎによるつりに対する対策になります。
対策は伸ばすこと (ストレッチ)
手の母指球筋は、基本的に指をイラストのように曲げる筋肉なので、つってしまった場合は反対側にストレッチするようにすると収まることが多いです。
細かくいうと、母指球筋の中でもどこを伸ばすかで伸ばし方は変わりますが、まずは開く方向にストレッチすると大抵は収まります。
予防法
手を使う仕事を始めたばかりの方は手の筋力が十分でない為、すぐに疲労してつりやすい傾向があります。
また、慣れている人でも、寝不足が続いて疲労が溜まっている時や、水分不足の時につりやすくなります。なので、疲労をためないようにすることが大切です。
とはいっても疲労をためないというのはなかなか難しいので、手のひらをもみほぐしたり、先ほどご紹介した母指球筋のストレッチをこまめに行なって、ケアをすることがお勧めです。
また、この部分は前腕の筋肉とのかかわりも深い部分ですので、手だけではなく前腕部のケアを一緒に行うと良いでしょう。
前腕部を自分の手でもみほぐす
前腕の筋肉のストレッチ
このようなケアをこまめに行なう事で、血液の流れが改善して疲労が溜まりづらくなるため、つり対策になります。
ぜひ行ってみてください!
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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