椅子から立ち上がる時や、朝一ベッドから立ち上がるときに股関節が抜けそうになるときの対策

セルフケア

股関節に痛みがある方の話を伺っていると、動き始めるときに股関節が抜けそうになる感覚がある とおっしゃる方が多いです。

リハビリ等で筋力を鍛えることも大切ですが、それと同じくらい動き方も大切です。

この記事では、そういった股関節の不安定感がなぜ起こるのか また今すぐにできる動き方の対策 についてお伝えしてゆきます。

この記事を書いた人

執筆者 長友芳之のイラスト
長友芳之

長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)

柔道整復師・JSPO-AT
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中。

※施術者としての個人的見解も若干含んだ内容ですので、お読みになる際はご留意ください。

動きはじめの『足の向き』を変えると安定感が変わることがある

立ち上がって方向転換する際の足の向きがとても大切

この記事での結論としては 足の向きが大切 と言う事です。

股関節が抜けそうに感じると人と言うのは、股関節の臼蓋形成不全きゅうがいけいせいふぜんなど、もともと股関節が不安定な要因があることが多いです。

臼蓋形成不全があると股関節は不安定になりやすい

臼蓋形成不全とは、生まれつきの骨の形で股関節の骨の形が浅い方のことを言います。詳しくは以下のサイトがわかりやすいのでご参照ください。

済生会病院さま ウェブサイト 臼蓋形成不全とは

日本整形外科学会さま ウェブサイト 臼蓋形成不全とは

一言で言うと 股関節のはまりが悪い と言う状態になります。

こういった方々は股関節を内側や外側に強くひねる動きで違和感や不安定感が出やすいことがあります。

なので、歩き始め、立ち上がりに不安感がある方は、股関節が過度に回旋しないようにした方が楽になることが多いです。

股関節を外に回しすぎる(外旋)と不安定になるケース

股関節を外側にひねるとつらいケース

例として左の股関節を外側に回すと不安定感が出やすい・痛いという方

例として、左足を外側にひねる辛い人は、立ち上がって右方向に行くときに注意が必要です、

例として この方が椅子から立ち上がって動き始めるときに、足を図のようについて右方向に行くときに、カラダは右方向に向かっているのに、左足は左側(外側)を向いているので、股関節には外旋力が強くかかります。

カラダは右に行こうとしるのに、左足は正面を向いていると 股関節には外旋力が加わる

外旋すると不安定感を感じやすい方の場合、このような動きはとても苦手になります。

【対策】足を最初から内に向ける

対策としては以下の図のように、足が進行方向にしっかり向いていれば、股関節は外側に回らずちょうどよいはまりが良い状態が続くことができますので、安定しやすい と言うことになります。

対策として 最初から左足を内側に向けておくとその後の方向転換がスムーズ
カラダも、左足も右方向をむいているので股関節に外旋力が加わりにくい

今回は左足で説明しましたが、右足に悩みがある方は左右反転してお考えいただくとよいです。

※あくまで一例ですので感じ方には個人差があります。

股関節を内に回しすぎると不安定になるケース

今度は足を内側に回すと不安定になったり、痛かったりするケースです。

今度は左足を内側にひねるとつらい人のケース

この場合は、以下の図のように、足をついて左側方向に向かう際、左足の股関節が内旋しやすいので注意が必要です。

この場合、立ち上がって左方向に行くときなどに左股関節に内旋力が加わりやすい
左足が正面を向いているのに、カラダは左方向に行こうとしていることが原因

【対策】足を最初から外に向ける

この場合は、先ほどとは逆で最初に足をつく角度をすこし外側にすべきなのです。

なので、最初の立ち上がりの時点で左足を外に向けておけば

そうすることで、立ち上がってすぐに左方向に行こうとする際にも、不安定感や痛みを感じにくくなる可能性があります。

そのあとの左方向の方向転換で捻りが加わりづらいのです

※あくまで一例ですので感じ方には個人差があります。

実際によくある例

実際の患者様のお話を聞いていて多いのは以下のような時です

  • 朝、ベッドから立ち上がる時に抜けそうになる
  • 駅で人をよけようとして不意に方向転換するときにガクっとなる
  • お仕事中に急いで座ったり立ったりするときに抜けそうになる
  • 普段は気をつけて歩いているのだけれども、不意に動いたときに痛い

どれも、普段とは少し違う状況で不意に動いたときになっている傾向があります。

日中、動き続けている時は股関節の周囲の筋肉にうまく力が入っていて安定しているのですが、身体の準備ができていない状況で不意に動き始めると、周囲の筋肉がついてゆかず違和感が発生している とも考えることが出来ます。

そういう時は、上記のようなポイントに気を付けて過ごしていただくと、すこし症状に変化がある可能性があります。

注意点

実際の症例に関しては、その方その方によって多少違いがあります。ここでは股関節のはまりが浅い 臼蓋形成不全という症状を念頭に説明していますが、股関節に悩みがある方みんなが臼蓋形成不全ではありませんので、注意が必要です。
なので、すべての方がここに書いた内容になっているわけではないと思います。

少し試してみて、合わないようであれば中止して、不安なときは病院で股関節の検査を受けるようにしてください。

当院は病院ではないので、レントゲン検査やMRIなどの検査はできません。ですが、ここで書いた内容を始め、様々な動き方のコツや注意点を御伝えしています。お悩みの方はぜひご相談ください。

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