筋肉がつるというと、ふくらはぎや足の裏に起こることが多いですが、中にはほかの場所がつるケースもあります。
今回は脇腹がつった時の対策をお伝えして行きます。
この記事を書いた人
長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)
柔道整復師・日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中
※施術者としての個人的見解も若干含んだ内容ですので、お読みになる際はご留意ください。
脇腹がつった時は優しく伸ばす
脇腹がつってしまったときは、右の脇腹の場合、図のように体の右を伸ばしていただく方向にするとおさまるケースが多いです。
左側の場合はイラストと逆になります。
手は左側のイラストのように頭の上にもっていった方がよく伸びますが、柔軟性の関係で上に持ってゆくとつらい時は右のイラストのように体のそばにあっても構いません。
とにかく重要なのは、体の横側を伸ばすことなのでその点を重点的に行いましょう。
つりの原因となる筋肉
この部分には、いくつかの筋肉があります。
一番外側についている外腹斜筋(がいふくしゃきん)は右側が収縮すると反対側に体を回す作用があります。
外腹斜筋の下にある内腹斜筋(ないふくしゃきん)は外腹斜筋とは反対で、右側が働くと同じ方向に体を回す作用があります。
一番下にある腹横筋(ふくおうきん)はお腹を凹ませたり、体幹を安定させる作用があります。
腹筋というのはどれか一つだけ働くわけではなくて、すべての腹筋が複合的に作用して働きます。
脇腹がつっているときは、これらのうちどれか、もしくはいくつかがつっていることが考えられます。
一般の方が上記の腹筋のうちどれがつっているのかというのを自分で判断するのはかなり難しいと思います。
ですので、それらの筋肉を全体的に伸ばすことができる冒頭のストレッチを行っていただくことがおすすめです。
当院でお勧めしているつり対策
当院で患者様にお伝えしているつり対策は以下の三つです。
- 冷やさない
- ほぐす、ストレッチする
- 水分摂取、電解質バランスに気を付ける
筋肉がなぜつってしまうのかという部分に関しては、まだ完全に解明されていないとされています。
ですが、上記の3つを少し気をつけていただくと、少し改善することが多いので、まずはこのようにお伝えしています。
よくつる人は、あらかじめほぐすのがおすすめ
普段からつりやすい方は普段から筋肉を優しくほぐすとよいです。
掌の軟らかい部分を使って優しく のの字 を描くようにマッサージして行くと良いでしょう。この時に大切なことはあまり強い力で行わないことです。
マッサージした後に優しく上記のストレッチをしていただくと予防効果が見込めます。
上記のようなケアを行ってもあまり効果がないケースというのは、何か内科的な原因があってつりやすくなっている可能性なども考えられるため、心配なときは病院で相談してください。
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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