院で施術をしていると色々な質問を受けますが、特に多い質問は姿勢についての質問です。
この記事では、普段の生活の中での姿勢について、自分で改善する方法について書いています。
この記事を書いた人
長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)
柔道整復師・日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中。
※施術者としての個人的見解も若干含んだ内容ですので、お読みになる際はご留意ください。
まずはニュートラルポジションを知る
まず、理想的とされている姿勢について説明します。
この図のように頭 胴体 骨盤 下肢 がまっすぐになっていること。
座り姿勢であればこのようになっていること。が大切です。
完全にニュートラルな人は いない
『そんなのわかってるけど、実際には難しい』
と思った方 ご安心ください。
完全にニュートラルな人は いない と言われています。
私もそう思います。
だれしも冒頭のニュートラルな状態から少しずつズレているのですが、そのズレが大きい人と小さい人がいます。
なるべくニュートラルに近い方が、身体の痛みは起こりにくいと言えます。
自分のカラダのタイプを知る
姿勢分類を本格的に行なうためにはすこし専門的な知識が必要になりますが、細かい話はおいておき、とりあえず上記のニュートラルポジションに近づけてゆくという事を押さえておけば大丈夫です。
それと、立ち姿勢を大きく二つに分類すると以下の二つに分類できます。
- 背中~腰が丸まりやすいタイプ
- おしりが付き出やすいタイプ
おススメなのは、普段通り立った状態で 前からと横から 一枚ずつ写真をとる事です。
写真を取ったら、なんとなくでよいのでそういったタイプを把握するようにしましょう。
ちなみに私はおしりが後ろにつき出やすいタイプです。
たまにニュートラルへ戻る
自分の姿勢のタイプを把握したら、普段の生活で意識しましょう。
ここでは、横から見た姿勢に関してポイントをお伝えします。
おしりが突き出るタイプ
おしりが後ろに突き出たような出っ尻姿勢の方は、脊柱のカーブがきつくなりすぎてしまう傾向にありますので、すこし腹筋を意識して立つようにするとよいです。
腹筋の下部を使って、骨盤を引き上げるようにするとよいです。
背中~腰が丸まりやすいタイプ
逆に背中全体が丸まっている人は、脊柱のカーブが少なすぎるケースがあるので、すこし腰を反らすように意識すると、脊柱全体のカーブが良い具合になることがあります。
顎を引いて、腰をすこし反らすようなイメージがわかりやすいと思います!
四六時中意識すると疲れてしまうので、たまにいいポジションに戻るくらいの感覚でいた方が続きやすいと思います。
あくまでも目安なので、行ってみて痛みが出るような時は無理をしないことも大切です。
このようなポイントを抑えて、たまにニュートラルポジションに戻るだけで、緊張していた筋肉が緩んで、そこに通っている血管やリンパに流れが出来ます。
たまに姿勢をよい方向へ持ってゆくだけで、身体の血流などの面から十分な効果が見込めます。
ぜひ、普段の生活で取り入れてみてください。
よくわからない時や合わない時は他の方法を探してみてください。また、当院では通常の診療の中に姿勢のアドバイスも入れるようにしています。
施術のご相談に関しては直接、院へお願いいたします。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
神奈川県横浜市鶴見区にある接骨院
ながとも接骨院
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師
長友芳之
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