おしりの上・腰の横が痛い方のセルフケア例【上殿皮神経の痛み】 横浜市鶴見区ながとも接骨院

セルフケア
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お尻の上や腰の横あたりに痛みがある方の中には、「上殿皮神経(じょうでんぴしんけい)」という神経が症状に関係している場合があります。

「腰のレントゲンやMRIでは特に問題がないと言われた」

「何件か病院に行ったけれど、なかなか痛みが改善しない」

という方の中には、こういった神経が関係しているケースがあります。

この記事では、上殿皮神経が関係する痛みに対して、自分でできるケアの方法について説明します。

この記事を書いた人

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長友芳之

長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)

JSPO日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー・柔道整復師
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中。
『ただ痛みを和らげるだけでなく、その方の職業・動作・競技特性を考慮して目標達成のお手伝いをさせていただいております。』

※科学的根拠に基づいた施術・情報発信を心がけていますが、
一部、施術者としての経験に基づいた見解も含みます。

① まずは上殿皮神経について簡単に説明します

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上殿皮神経は、腰からお尻の上の部分に向かって走っている神経です。

腰の骨のあたりから出てきた神経が、腰の筋肉などの間を通り、骨盤の上を越えてお尻の皮膚に向かって走っています。

そのため、神経が走っている部分で周囲の組織から刺激を受けることで、お尻の上や腰の横に痛みや違和感が出る場合があります。

ただし、ここで大切なのは、

「お尻の上が痛い = すべて上殿皮神経が原因」ではない

ということです。

腰やお尻の痛みには、筋肉、関節、神経など、さまざまな原因が考えられます。

セルフケアの方法 ①ほぐす ②呼吸

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①まずは優しくもみほぐしてみる

上殿皮神経が関係している可能性がある場合、私が患者様にまずお伝えしているのが、

「強く刺激するのではなく、周囲をやさしくほぐして、少しずつ動かしていく」

という方法です。

ただし、痛みが出たばかりで非常に強い場合には、無理に行わないほうが無難です。

ある程度時間が経過していて、痛みが少し落ち着いている方に向いた方法です。

まずは周囲をやさしくほぐします

上殿皮神経が走っている周辺を、手のひらでやさしくマッサージするように触れていきます。

ここで大切なのは、

「ゴリゴリ押さない」こと。

神経そのものを強く押す必要はありません。

「気持ちいい」あるいは「少し楽になる」程度の刺激で十分です。

動画では、このような方法で行っています。

②次に、ゆっくり呼吸します

次に行ってほしいのが、シンプルな深呼吸です。

ゆっくり大きく息を吸って、ゆっくり吐きます。

呼吸をすると、横隔膜だけでなく、肋骨周囲や腹部、背中の筋肉なども動きます。

こうした身体の動きを利用して、腰や骨盤周囲を無理なく動かしていきます。

痛みを我慢して行う必要はありません。

セルフケア中の痛みはどこまでなら我慢して良い?

セルフケアを行うときに迷うのが、

「多少痛くてもやっていいの?」というところだと思います。

私の場合、患者様には一つの目安として、

10段階で3~4程度までの軽い痛みであれば、様子を見ながら行う

と説明しています。

ただし、これはあくまで目安です。

セルフケアを行った後に、

  • 明らかに痛みが強くなった
  • 翌日になって症状が悪化した
  • しびれなど新しい症状が出た

という場合は、その方法が現在の状態に合っていない可能性があります。

その場合は無理に続けず、中止して他の方法を探してください。

逆に、行っている最中に少し違和感があっても、終わった後に痛みが軽くなっている、動きやすくなっているという場合には、その方法が身体に合っている可能性があります。

③ 痛みが落ち着いてきたら「再発しにくい身体」を作る

痛みが改善してきたら、次の段階です。

ここでは単純に痛い場所をほぐすだけではなく、腰や骨盤周囲を動かしやすくしていくことを考えます。

痛みが取れたとしても、それまでと同じ身体の使い方や生活習慣が続けば、再び同じ場所に負担がかかることがあります。

そのため、

①痛みを落ち着かせる

→ ②周囲を動かす

→ ③再発しにくい状態を作る

という順番で考えていきます。

具体的な運動の例は動画でご紹介しています。すべての方に合う内容ではないですが、参考にしてみて下さい。

④ 現場でよくある「実は別の原因だった」というケース

今回は上殿皮神経について紹介しましたが、お尻の上や腰の横が痛くなる原因は、上殿皮神経だけではありません。

例えば、

  • 筋肉や腱などの損傷
  • 腰椎や仙腸関節などの問題
  • 帯状疱疹
  • 腸骨下腹神経・腸骨鼠径神経など、別の神経による症状

なども考えられます。

そのため、

「自分は上殿皮神経だ」と自己判断してしまうのはおすすめできません。

特に、痛みが強い、どんどん悪化している、しびれがある、発熱などを伴う、といった場合には、まず医療機関への相談をおすすめします。

また、病院で検査を受けても大きな異常が見つからず、それでも痛みが続いている場合には、痛みが出ている場所や動作、圧痛などを実際に確認してもらうことも一つの方法です。

当院でも、お尻の上や腰周囲の痛みについて、症状を確認したうえで施術を行っています。

⑤ 注意点

このセルフケアは、上殿皮神経が関係している可能性がある方すべてに効果があるものではありません。

次のような場合には、セルフケアを中止して医療機関への相談をおすすめします。

  • 強い痛みがある
  • 痛みが日に日に悪化している
  • 足のしびれや力が入りにくいなどの症状がある
  • 発熱などを伴っている
  • 転倒や衝突などの後から強い痛みが出た
  • セルフケアを続けても改善しない

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