
通常、腰痛の方というのは腰の周りの腹筋に力を入れると動くときに楽になるケースが多いです。
加えて、骨盤底筋といって肛門や尿道のあたりを締める筋肉を適切に収縮させることで痛みが楽になることも多いです。
ですが、一部の方で、このように腹筋や骨盤底筋の周りに力を入れると、逆に痛くなってしまうことがあります。
今回はこのことについて解説していきたいと思います。
執筆者

長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)
JSPO日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー・柔道整復師
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中。
※科学的根拠に基づいた施術・情報発信を心がけていますが、
一部、施術者としての経験に基づいた見解も含みます。
神経が刺激されている可能性がある
腹筋に力を入れると痛い原因は、腹筋の間に通っている神経が刺激されている可能性があります。
この図を見てください
腹筋は表層から3枚重なっています。

そして腹筋と腹筋の間には、腰や鼠径部、臀部の知覚を支配する神経が通っています
これらの神経が腹筋の収縮によって刺激を受けると痛みを発生することがあります。
一般的には腹筋を収縮しただけで、これらの神経が痛みを発生することはあまりありません。
ただ、腰の痛みの炎症が激しかったり、痛みが長く続いて、周囲が癒着していたりすると痛みを発生してくることがあります。
この場合は、炎症が落ち着くまでは腹筋に力を入れる動作を控えたりすることが大切です。
痛みがすこし落ち着いて安定期に入ってきてから、一般的な腹筋のトレーニングなどを行うようにしましょう。
痛みがおちついたあとは以下のようなトレーニングが有効です。
骨盤底筋を締めると痛い理由

骨盤底筋という筋肉があります。
腰痛の時はこの骨盤底筋をしっかり締めたりすることも効果的なことが多いので、リハビリなどではよく指導される筋肉です。
ただし、腰痛の中にはこの骨盤底筋に力を入れて締めると痛みが強くなるケースもあります。
次のような理由が考えられます。
骨盤底筋には前方と後方があって、骨盤底筋の後ろの方(お尻のあたり)を閉めると、骨盤が前傾しやすいという習性があります。

この骨盤の前傾に伴って骨盤の関節や、その上の腰の関節の痛みが発生することがあります。
骨盤の関節や腰の関節に炎症があり、少しでも腰をそらすと痛いタイプの方は要注意です。

このようなケースでは、骨盤底筋の中でも、お尻の部分ではなく、もう少し前方(尿道のあたり)にグッと力を入れるようにすると意外と大丈夫なケースが多いです。試してみて下さい。
※試しても変わらない時は中止しましょう。
腹筋・骨盤底筋などのインナーマッスルは協調して働く

また、冒頭で説明した腹筋の収縮に伴う腰痛も、この骨盤底筋の収縮と関連していることがあります。
骨盤底筋や腹筋などのインナーマッスルは、協調して働くようにできていますので、一つの筋肉に力を入れると、他の筋肉にも収縮が波及しやすい性質があります。
炎症が強く、痛みに敏感になっている状況では、ちょっとした刺激で痛みが出てしまうことがあります。
なので、腹筋や骨盤底筋のあたりに力を入れると腰が鋭く痛い という場合は、自己判断せず、病院や接骨院・整骨院などで専門家に見てもらうようにした方が良いと思います。
当院では、腰痛の患者様の症状を一人一人良く見て解決のお手伝いをさせていただいております。
病院や接骨院・整骨院・整体を何軒も回ったけれどよくならなかったという方も、あきらめずにぜひご来院ください。
横浜市鶴見区ながとも接骨院 からのお知らせ
横浜市鶴見区 ながとも接骨院です。
料金・アクセスなどはホームページでご確認いただけます。
ホームページ→https://www.nagatomo-sekkotu.com/
ながとも接骨院youtubeチャンネル→https://www.youtube.com/channel/UC0RTH4mDOCVuf8qa8oQ6Lxg
カラダ情報ブログ→https://nagatomosekkotuin.com/
きまぐれ雑記ブログ→https://ameblo.jp/nagatomo-sekkotu/
エックス→https://twitter.com/nagatomosekkotu

コメント