この仕事をしていると、親族や知り合いからカラダに関しての相談を受けることがよくあります。
特に腰痛に関するご相談は多いのですが、私は『まずは整形外科に行ってください』とお伝えしております。
で、その上で治らないときはぜひ見させてほしいと、そのように伝えていただくことが多いです。その理由について以下に書いていきたいと思います。
この記事を書いた人

長友 芳之(ナガトモ ヨシユキ)
JSPO日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー・柔道整復師
神奈川県横浜市鶴見区『ながとも接骨院』にて活動中。
『ただ痛みを和らげるだけでなく、その方の職業・動作・競技特性を考慮して目標達成のお手伝いをさせていただいております。』
※科学的根拠に基づいた施術・情報発信を心がけていますが、
一部、施術者としての経験に基づいた見解も含みます。
ひとことで腰痛と言っても原因はさまざま

ひとことで「腰痛」と言っても、その原因は実に様々です。
ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、腰椎分離症などから、筋肉の疲労や椎間関節の痛みなど多岐にわたります。
そのため、「腰痛ならこれをやっておけば大丈夫」という一概なアドバイスはできません。
では、腰痛が出たときにまずどこへ行けばよいのか?
結論からお伝えすると、「まずは一度、整形外科(病院)を受診すること」を強くおすすめします。
なぜ、まずは整形外科なのか?
理由:医療機関での検査が必要な「危険な腰痛」があるため
腰痛の中には、接骨院などの徒手療法では対応できない、あるいは緊急を要する腰痛が存在します。
神経の重篤な症状(排尿・排便障害など)

ヘルニアや脊柱管狭窄症が進行し、尿や便が出にくくなったり、意図せず漏れてしまうような症状が出ている場合、緊急の処置が必要です。
内科的疾患や悪性腫瘍の可能性

ただの腰痛だと思っていたら、実は骨への病気の転移や内科的な問題が隠れているケースもあります。
気づかないうちの骨折(圧迫骨折など)

「1週間前に浴室の椅子から滑り落ちて軽く打った」といった程度でも、高齢の方や骨が弱い方の場合、圧迫骨折を起こしていることがあります。
他にもいろいろありますが、共通していることは、これらはレントゲンやMRIといった画像検査を行わなければ正確な診断ができません。
接骨院などで対応しようとすると、適切な治療タイミングを逃してしまうリスクがあります。
だからこそ、最初のステップとして整形外科で画像検査を受け、重大な病気が隠れていないかを確認することが何より大切です。
整形外科に通っても改善しない時は、お任せください!

整形外科に通っても改善しないときは?
病院で検査を受け、「骨には問題がない」「湿布と薬で様子を見ましょう」と言われたものの、痛みが引かないケースは少なくありません。
レントゲンやMRIには映らない「動作の中での痛み」「筋肉や神経の滑走性の問題(動きの引っかかり)」が原因になっている場合が多いからです。

我々は画像がない分、患者様のカラダから多くのことを読み取ります。

そのようなときに頼りになるのが、接骨院・整骨院での手技アプローチです。
我々柔道整復師のような施術者は、画像データだけに頼るのではなく、お体の動き、触診による筋肉・関節の状態、患者様のお話から多くの情報を読み取ります。
レントゲン・MRIには映らないことがある「本当の痛みの原因」を見つけ出し、施術を行うことを得意としています。
※整形外科のなかには、徒手療法を専門で行うスタッフがいて、リハビリや施術を提供するところもあります。もし通っている整形外科にリハビリテーションがある場合は、そちらでご相談した方が患者様の費用負担が少ないこともあります。
健康保険について 保険適用と料金についてのご注意

整形外科を受診された後に接骨院・整骨院へお越しいただく際、ひとつ知っておいていただきたい点があります。
基本的に、すでに病院で治療を受けている症状や、明確な負傷原因(いつ・どこで・どう痛めたか)がない慢性的な腰痛に対しては、接骨院での健康保険の使用はできません。
そのため、病院受診後のケアや根本改善を目指す施術は「自費診療」となります。
まとめ
まずは「整形外科」で画像検査を受け、重大な病気がないか確認することが大切です。
骨や関節に画像上異常がないにも関わらず、なかなか改善しない場合は「信頼できる接骨院・整骨院」へご相談いただくのがおすすめです。
「どこに行けばいいかわからない」とお悩みの方は、まずはこの順番で検討してみてください。
当院でも、整形外科での診断を踏まえたうえでの自費ケアを行っておりますので、お困りの際はいつでもお気軽にご相談ください。



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